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宮里藍が描く挑戦の足跡

藍は77位に急降下、プロ転向後の国内自己ワースト

「笑いが出るくらい、何をやっても上手く行かなかった1日でした」。宮里藍にとって、試練のラウンドとなった「ミズノクラシック」2日目。40位タイからの巻き返しが期待された中、インの前半から思いもよらぬ苦戦を強いられた。

「ドライバーの感触はすごく良くて、フェアウェイをほとんど外していない」という好調なショットとは対照的に、パットが絶不調。「昨日、今日と、ついたラインが切れそうで切れない」とラインの読みに苦しみ、11番、14番と3パットによるボギー。

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さらに15番パー4では、3オン3パットと痛恨のダブルボギーを叩き、ズルズルと後退してしまう。その後も悪い流れを断ち切ることができず、17番、後半の6番、9番とボギーを重ねる展開。最終的にノーバーディ、5ボギー、1ダブルボギーの「79」。通算7オーバー、国内ではプロ転向後の自己ワースト順位となる77位に急降下した。

34パットという数字が、この日の宮里のプレーを物語る。「読み、タッチ、フィーリングのどれかが欠けていると思うので、見極めることが大事」と、自らに言い聞かせるようにチェックポイントを挙げていた。対照的に、米ツアーの賞金ランクトップを走るチェ・ナヨン(韓国)は7位タイと上位争い。窮地に立たされている賞金女王争いだが、明日を納得のプレーで終え、残り2試合に向けて弾みをつけたいところだ。

2010年 ミズノクラシック



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