リラックスした表情が目立った宮里藍。日本で久々のタイトル獲得を狙う

宮里藍にとって、今季4試合目の国内ツアー出場となる「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」。開幕を翌日に控えた12日（木）、雨が降りしきる中でプロアマ戦をプレーし、最後の調整を終えた。

“結果を意識せず、目の前の1打1打に集中すること”。宮里が主戦場とする米国ツアーで常に心がけ、目標に掲げている言葉だ。「アメリカでも日本でも、やることは同じです」。その心構えは、戦いの舞台を移しても変わりは無い。今年は米ツアーですでに4勝を挙げている中、「日本でも、すごく勝ちたい気持ちはあります」と、勝利への強い意欲を口にした。

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プレースタイル同様、試合に臨むモチベーションの高さも米ツアーと同じ。現在は世界ランキング3位に甘んじているが、僅差の中で熾烈なトップ争いを続けている。日本ツアーもポイント対象競技とあり、「1試合も気が抜けないことが強いモチベーションになっている。日本ツアーだから下がることはありません」と、語気を強めた。

「初日までの間に、どれだけ感じていることを整理して、実行していけるかが大事。今週は比較的クリアになっているので、大丈夫だと思います」。日本ツアーでは、昨年優勝した「SANKYO女子オープン」以来、タイトルから遠ざかっている宮里。「自分にとって欠かせない存在」という大勢のギャラリーの応援を背に、日本での久々の勝利を狙う。