開幕前日の練習ラウンドで好調なショットを披露していた宮里藍

米国女子ツアーのメジャー第2戦「LPGAチャンピオンシップ」開幕を翌日に控えた23日（水）、メジャー初勝利を狙う宮里藍がアウト9ホールの練習ラウンドを行った。前週の「ショップライトLPGAクラシック」で今季4勝目を挙げ、自身初の世界ランキング1位に浮上。昨日のプロアマ日には公式会見に呼ばれるなど、現地でも高い注目を浴びている。

今大会の会場であるローカストヒルCCは、昨年まで通常競技「ウェグマンズLPGA」として開催。宮里はこれまで4回の出場経験があり、一昨年は6位タイフィニッシュするなど、「コースは知っているし、イメージ良く回れます。まだあまりメジャーとしての雰囲気を感じていないので、いつも（のメジャー）よりリラックスして回れると思います」と、相性の良さを口にする。

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世界ランク1位という立場には、「ランクどうこう、というよりも、先週の良かったポイントをどう維持していくかに集中すること。フィーリングはすごく良いですし、今の気持ちは明日の準備に向かっています」と多くを口にせず、明日の開幕に向けて気持ちを高めていた。

「メジャーは毎年、違う人が勝つというイメージがある。それだけ状況が難しく、力を持っている人でも（実力を）発揮できないことがあるのがメジャー。そういう意味では自分も勝つチャンスがあると思うので、楽しみですね」。宮里は明日の初日、午前9時27分にミッシェル・ウィ、モーガン・プレッセルとともに1番ティからスタートを切る。