韓国のテレビクルーも宮里藍に注目！

今週、米国女子ツアー第10戦「ステートファームクラシック」に出場する宮里藍。3週前に出場した「サイベース・マッチプレー選手権」の後は、フェニックスでミニ合宿を敢行し、「メジャーが近いのでショートゲームを重点的にやりました」と、2週間後に控えた今季メジャー第2戦に向けての準備も着々と進めている。

昨年は3日目に「65」を出すなど、通算14アンダーを叩き出し、首位と3打差の6位タイ。手ごたえを感じた相性の良い今大会。「去年よりグリーンが軟らかいのでもっとスコアが伸びるんじゃないかな。しっかり自分のプレーをしてチャンスを作っていけたら良いですね」と、今年は更なるロースコアを予想している。

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現在、世界ランク2位の宮里だが、今週は同ランク1位の申智愛が虫垂炎で欠場するというハプニング。「今日聞いて、大丈夫かなと心配になっています」と宮里も気を揉むが、一方で宮里にとっては世界ランク1位に浮上するチャンスでもある。現在、9.24ポイントの申に対し、宮里は9.04ポイント。LPGAは、優勝すれば間違いなく世界一になるだろうと話している。

「もちろん、誰もが一番になりたいと思うし、ゴールの一つではあるけれど、自分に期待するのも良くないこと」。周囲の期待と注目は高まるが、環境に惑わされず、目の前の一打一打に集中する宮里の姿勢に変化はない。