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宮里藍が描く挑戦の足跡

4打差で最終日を迎える藍「日本は朝早いのが嬉しい!」

国内女子ツアー「スタジオアリス女子オープン」の2日目を首位と5打差の5位タイで迎えた宮里藍。最終組の3組前で、韓国の宋ボベと台湾のウェイ・ユンジェとラウンドした。宮里がスタートした9時26分の時点ですでに6,000人を越えるギャラリーが会場に訪れ、1番ホールはグリーンまで人垣が出来ていた。

その大ギャラリーが見つめる中、1番はティショットを左サイドのラフに入れ、2オンには成功したが、下り12mのバーディパットを残した。このパットを2mオーバーすると、返しのパーパットはカップの右サイドをすり抜けて、ボギースタートとなってしまった。

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しかし、この日の宮里は随所で強気のパットが冴えた。3番パー3では8番アイアンでのティショットをピン奥1メートルにピタリとつけ、下りで右に切れるラインをしっかりと打ちバーディを奪う。上りのパットでもカップをすり抜けるほどオーバー目に打ち、返しの下りを確実に決めてパープレーを続けた。

「アイアンは縦の距離は合ってきました。やはり砂地からのショットなので、方向性を出すのは難しいですね」と話す宮里。チャンスにつけたのは3番と11番だけで、残りのホールは6mから時には10m以上のバーディパットを残していた。「せめて6mぐらいについてくれれば、バーディのチャンスも増えるのですが。でもパッティングが日に日に良くなっているので、明日はもう少しチャンスが増えると思います」と、最終日に向けて希望と意気込みを語った。

体調については「大丈夫です。朝起きてマスターズを見てるし・・・。日本の試合は毎日朝が早いので、時差ぼけを気にしなくてすむので助かります」。米ツアーは出場人数が多いため午前・午後に分かれてプレーすることが多く、起床時間などの調整も難しいという。さらに「私は(海外移動とかの)経験が多く問題はないのですが、さくらは大変だったんでしょうね」と、この日、体調不良で棄権した横峯さくらのことを気にかけていた。

1バーディ、1ボギーのイーブンパーでラウンドした宮里は、通算1オーバーの6位タイで最終日を迎える。首位の有村智恵朴仁妃とは4打差があるが、ショットの方向性が上がり、課題のパッティングが決まれば、逆転優勝という可能性も出てくる。

2010年 スタジオアリス女子オープン



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