暑さにも負けず、2週連続で好スタートを切った宮里藍

開幕戦を制した宮里藍の勢いは、タイからシンガポールに移動しても変わることは無かった。「HSBC女子チャンピオンズ」初日、ロレーナ・オチョア、申智愛という歴代チャンピオンと同組となった宮里は、4バーディ1ボギーの「69」で回って通算3アンダー。首位と1打差の好スタートを切った。

「沢山バーディが出るようなコースじゃないってことを改めて実感しました」と宮里。先週は4日間で21アンダーを叩き出したが、今週は“アジアのメジャー”と呼ばれる程にタフなコース。それでも、「その中で、リズム良くバーディを獲れたし、初日としては良いラウンドでした」と目を輝かせた。

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5番パー5では残り84ヤードの第3打を52度のウェッジで40cmにぴたり。続く6番はボギーとしたが、9番パー5では40ヤードのアプローチがあわやチップインイーグル！随所で巧みなショートゲームを披露した。

「このコースで60台というのは凄く良いスタート。先週は沢山バーディを獲ってという感じだったけど、今週はメリハリが必要です」と、コースのタイプが変わっても、宮里の好調さに影響は無い。

首位との差は僅かに1打。早くも2週連続優勝を期待してしまうが、「まずは明日、自分がコントロール出来る事に集中することです。（2週連続優勝は）簡単じゃないし、1日1日やるだけです」。そんなマイペースな4日間を積み重ねた後、どんな結果になっているかが楽しみだ。