昨年はリー・ウェストウッドが2打差を逆転し、大会2勝目を飾った（アジアンツアー提供）

アジアンツアー「タイランドゴルフ選手権」が10日から13日までの4日間、タイのアマタスプリングCCで開催される。2011年に始まった今大会には例年、世界各国から強豪が集結する。

出場予定選手の中で実力ナンバーワンなのはバッバ・ワトソン（米国）。バハマで行われた前週のタイガー・ウッズ主催試合「ヒーローワールドチェレンジ」を制し、世界ランキングは現在4位。4年連続で参戦し、タイの舞台でも抜群の飛距離を生かして優勝を狙う。

＜＜　下に続く　＞＞

第1回大会から5年連続の出場となるのは13年大会覇者のセルヒオ・ガルシア（スペイン）。11年と14年に2度大会を制しているイングランドのリー・ウェストウッドも連覇を狙いエントリーした。ほかにマルティン・カイマー（ドイツ）、ビクトル・デュビッソン（フランス）、地元の雄トンチャイ・ジェイディーらが出場を予定している。

日本からは宮里優作、小平智、片山晋呉、川村昌弘、谷昭範の5人に加え、今年の日本ツアーの顔となった賞金王のキム・キョンテ（韓国）が参戦する。キムは現在世界ランキング58位で、片山は61位。今年末時点で同50位以内に入ることができれば、来年の「マスターズ」出場に手が届く。海外勢の高い壁を破り、出場権をつかみ取ることはできるか。

【主な出場予定選手】
タワン・ウィラチャン、ラシド・カーン、プラヤド・マークセン、タンヤゴーン・クロンパ、ジュビック・パグンサン、バッバ・ワトソン、セルヒオ・ガルシア、マルティン・カイマー、トンチャイ・ジェイディー、リー・ウェストウッド、キム・キョンテ、宮里優作、小平智、片山晋呉、川村昌弘、谷昭範